〖経営者のお悩み相談〗社用車を買うなら新車?中古?

車を購入する場合、新車か中古どちらがオススメですか?とご相談がありました。

会社も設立してから5期目を迎えまして、有難いことに順調に利益を伸ばすことが出来ております。
そして、設立当初購入した社用車を買い替えようと思っていまして。
所謂、高級車と言われるベンツやBMWなどは経費に落とせるのでしょうか?
あとは、その際に新車か中古車のどちらがいいのでしょうか?
是非アドバイスをいただきたいのですが!

そうですね!社長の会社は毎期増収増益で右肩上がりです。本当に順調で私もうれしく思っております。
ご質問の件ですが、1つずつご回答をさせていただきます。
まず、高級車だから経費に出来ないということはございません。あくまでも社用車として購入される場合は特段問題はありません。
ただし、プライベート用として購入される場合は、社長の方で給与所得(経済的な利益)として課税されます。一方、会社の方では、社長に対する税法上認められないお給料を支払ったとされ費用にはなりませんし、消費税も修正が入るケースがございますので、ご注意下さい。

も!もちろんですよ!笑
プライベート用は自分のお給料から購入します!笑
それにしても、一歩判断を間違えると大変な目に遭ってしまうのですね。税金は恐ろしいです。

おっしゃる通りです。国民の三大義務の一つである納税ですから。笑
新車か中古車のどちらがいいのでしょうか?というご質問ですが、中古で購入されることをオススメします!
理由は2点ほどございまして。

1点目は、耐用年数が短くなりますので、早期に経費にすることができます。
会社の場合ですと、減価償却方法は定率法か定額法のどちらかを選択することが出来ます。
選択をしない場合には定率法で減価償却をしていくことになります。
では、定額法を例にお話をさせていただきますが、社長が仮に期首の時点で900万円の車(普通自動車)を購入したとします。
新車の場合、耐用年数は6年になります。そうしますと、1年あたりの減価償却費は900万円÷6年=150万円
4年落ちの中古車の場合、耐用年数は2年になります。そうしますと、900万円÷2年=450万円ということで新車に比べますと3倍のスピードで減価償却をすることが出来ます。
因みに定率法の場合ですと、償却率の関係で1年で全額を減価償却費に計上することが出来ます。

2点目は、新車に比べると金額も低くなりますので、資金的に負担が少ないということです。

なるほど!
新車も迷いますが、利益も出ているし、中古で購入をして早めに経費として計上できた方が良いかもしれません!
因みに中古車を購入した場合のデメリットはありますか?

そうですね。デメリットは2点ほどございます。
1点目は、社長も安易に予想がつくと思いますが、中古車ですので、新車と比べると購入後に修繕やメンテナンス費用が発生することが予想されます。
2点目は、中古車について大幅な改修を行った場合において、その改修代金が新車の購入価額の50%を超えてしまうと、購入した中古車は新車とみなされてしまいます。
私が今まで仕事をしてきた中で、遭遇したことはありませんが、中古車に対して大幅な改修を行ったのであれば、それはもう新車と同然でしょ!という意味合いです。

色々とありがとうございました!
んー、中古車を購入して大幅な改修を行う位であれば、中古車ではなく新車を買うかもしれません。笑
とりあえず、中古車で検討をしてみます!あとは車種やメーカーですね!
一応社長なので、それなりの車に乗りたいと思っています!
具体的に決まりましたら、先生にご連絡します!

とんでもございません!
印象も大切ですし、早く素敵な車が見つかるといいですね!
ご連絡お待ちしております!引き続きよろしくお願いいたします。

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