サービスの対価とは?

サービスの対価とは

例えば、美容室で髪を切ってもらうというサービスに対してお金を払います。

例えば、タクシーに乗って目的地まで送ってもらうというサービスに対してお金を払います。

世の中にはサービスに対してお金を支払う場面がたくさんあります。

私の働く業界では、目に見えないサービスを提供します。

それが、記帳代行なのか?申告書作成なのか?創業支援なのか?相続案件なのか?M&A案件なのか?IPO支援なのか?

一つの業界でも数多くのサービスがあります。

この仕事をしていると、サービス内容に納得されているのだろうか?と感じる場面があります。

担当先のとある会社さん

担当先のとある会社さん。

その会社さんは、場所が田舎ということも関係しているのか、社長自身がとてもマイペースな方です。

顧問契約内容は毎月訪問で@5万(弊社で会計入力する)ということなのですが、私は大した仕事をしていません。

正確に言うと出来ない。のです。

といいますのも、社長がとてもマイペースな方でして、月次資料の準備をしていただけないのです。

毎月の訪問後はもちろんですが、訪問数日前に資料のご準備をお願いいたしますとお伝えしているのですが、中々用意していただけないことが多いのです。

伺った際にその場でお預かりできる資料もあるのですが、領収書がぐちゃぐちゃだったり、請求書が一部なかったりとかあるのですが、特に通帳のコピーに関しては、半年以上お預かり出来ていません。

正確な数値の報告が出来ませんし、出来たとしても数カ月前のものをご報告するのが精一杯です。

ここで私は疑問に思うわけです。

毎月5万支払っているのに、私がやっていることは資料回収とやっと出来上がった数か月前の試算表の報告で社長は満足されているのか?と。

社長は今月が忙しかった!暇だった!という漠然とした感覚で経営をされています。

たまに試算表をいただきたいと依頼を受けるのですが、慌てて資料の準備をしていただいて、こちらも慌てて作成するということが多々あります。

私が一方的に色々な資料を作成したり、細かい数字の話や税務の話をしたところで、あまり響かないという印象です。

今のところ特にクレームはありませんが、逆に満足しているのかも分かりません。

最後に

この業界の方は少なからず上記のような場面に遭遇したことがあると思います。

対価に見合うサービスについては、感じ方は人それぞれだと思います。

私は上記の会社さんは割り切って、時間をかけたいお客さんや数字や税務に興味のあるお客さんに注力をしています。

『対価に見合うサービス内容とは?』が喫緊のテーマになりそうです。笑

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