税理士試験で緊張をほぐす方法&不安をなくす方法
税理士試験当日に緊張される方や不安に思う方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
私も初めて受験した年から3回目の受験までは緊張したり不安に思うことが多かったのですが、下記のことをし始めてから落ち着いて試験に臨めるようになりました。
試験開始後30秒~1分は何もしない
簿記論や財務諸表論を受講していた際に、読み飛ばし、ケアレスミスが多い時期がありました。
講師の先生に相談をしました。
私『焦ったり、緊張をしてしまうのですが、何かいい対策方法はありませんか?』
先生『んー、試験開始後30秒~1分は何もしないという方法をオススメします!』
私『えっ?何もしないのですか?』
先生『そうです!周りの受験生の紙をめくる音や電卓を叩く音、ペンの筆音がなどが気になるかと思いますが、その理由としては一斉にスタートをすることが当たり前になっているからではないですか?例えばマラソンであれば、自分のペースがあると思いますが、スタートダッシュから飛ばす人がいてもそういう人に惑わされないことが大切ですよ。』
アドバイスをいただいた年の試験から、試験開始後30秒~1分は何もしないをすることにしました。もちろん、ぶっつけ本番というわけにもいきませんので、定期テストや全国公開模試から実施していました。
徐々に焦らずになっていきましたし、一瞬だけでも周りも含めて客観的に見れるようになると心に余裕が出てきました。
税法に関しては特に1分1秒が惜しくなりますが、焦らずに一呼吸おいて試験に臨んでみてはいかがでしょうか?
自信を持つこと&勉強量を可視化する
精神論や自己満足と言われてしまえば終わりになってしまいますが、『自信を持つこと』や『勉強量を可視化する』ことは本当に大切だと思います。
まずは『自信を持つこと』
『覚えてない理論が出題されたらどうしよう』とか『計算問題難しかったらやばいな』とか
そんなことは大半の受験生が思うことだと思いますし、私も思っていました。
病は気からという言葉があるように、気持ちで負けていてはいけません。
本来であれば解答できる問題も不安で自信のない状態ではミスをしたり間違えたりもする可能性もあります。
自分が合格するんだ!という強い気持ちと自分なら合格出来る!という自信は大切だと思います。
次に『勉強量を可視化する』
前項の『自信を持つこと』に似た内容ですが、自分がどの位勉強してきたのか?ということを可視化することは意外に大切だと思います。
私の場合は、理論マスターに回した日付を書いていました。マスターはボロボロになり、破れたページもありました。
試験前日の寝る前などにテキストやマスターを見ながら『試験当日の2時間のために今日まで努力してきた』と試験勉強をしてきた日々を振り返ると不思議と心が落ち着くと思います。
最後に
色々と書いてきましたが、不安になることや緊張をすることは自然なことです。
なぜなら、それだけ努力を積み重ねてきたからだと思います。
この日のために頑張ってきた!どの受験生にも負けないぐらい勉強してきた!自分が解けない問題はみんな解けない!
少しでも、ご参考にしていただけると幸いです。