実務で大切なこと①
私がこの業界で働いてみて、大切だ!と思ったこといくつか書いていきたいと思います。
一旦、自分で調べる
どんな仕事でもそうですが、まずは自分で調べてみることが大切だと思います。
「自分で不明点を調べている時間が無駄」、「聞いた方が早い」という意見もあると思います。
確かに時間も短縮になりますし、スムーズに仕事を進められます。
しかし、一旦、自分で考えないと上司や先輩が不明点を把握出来ないですし、教えてもらったことをそのまま鵜呑みにして解決してしまうと自分のためにならないです。また、その内容が間違っている可能性もあります。
この仕事は自分で勉強をしながら経験をしていくことで、成長する要素が非常に強いと思います。
色々なことに興味を持つ
例えば、お客様と色々な話をする中ですべてが仕事の話かと言えばそんなことはありません。
社長や個人事業主の方も人ですので、仕事以外の話もします。
色々なことに興味を持つことにより、引き出しが多くなりますし、会話も広がります。お客様の人柄や趣味などを知るいい機会になりますよね。
共通点や共感できる部分が多いと、自然と親近感が湧きますので人間関係の構築がスムーズになります。
もちろん、仕事ですので世間話だけではお客様の時間を無駄に奪ってしまうことにもなり兼ねませんので、そこはバランスが大切です。
やりがいを感じられるまで頑張る
この仕事をしていてやりがいを感じる瞬間はお客様から「ありがとう!」、「おかげで助かったよ!」、「あなたに頼んでよかった」、etc…感謝された時だと思います。
しかし、誰しもが最初から仕事が出来るわけではありません。最初のうちは沢山ミスをして、沢山怒られて、沢山凹んで、中々思うように前に進まないことが多いと思います。
そんなときも前向きに、目の前の仕事を一つ一つ着実にこなすことによって、いつしかお客様からの質問に答えられるようになり、提案できるようになり、そして、感謝されるようになります。
挫折しそうな時は、力を抜いて自分のペースでもう一度前に進むことが大切だと思います。
決算書・申告書を作ることだけが仕事ではない
この仕事は「作業」と「付加価値業務」に分かれると思います。
「作業」に関しては、誰が行ってもほぼほぼ同じものが出来上がるという仕事です。
ここに時間を割くよりも、「付加価値業務」に時間を割くことが出来るかということが大切だと思います。
提案の内容はもちろんのこと、提案の仕方や伝え方も考えます。
そうすることにより、こういう場合はどうなる?こっちの方が良いのかな?と調べたり考えることも多くなります。
お客様のことをイメージしながら考え抜く!そして、提案をすると「付加価値」と感じていただけるのかなと思います。
これからAIやRPAなど「作業」と呼ばれる仕事は少なくなります。
今後より一層、「付加価値」について考えていくことが大切になると感じます。