合格した年の試験当日を振り返る〖消費税法編〗

前日の過ごし方

試験前日はTACの自習室へは行かずに自宅で追い込みをかけていたと記憶しています。

計算に関しては間違えた部分の総復習と総合問題を2題ほど解きました。それ以外の時間はひたすら覚えた理論を回していました。

そんなことをしていたらあっという間に夜になり明日に備えて就寝しました。

本試験当日

試験開始が15時30分からですので、時間的に余裕があります。

起床してから、解き慣れた総合問題を2題解いて、家を出るまでの時間はひたすら理論を回しました。

3年連続で試験会場は幕張メッセでした。過去2年は合格が続いていたので私にとっては縁起の良い受験会場です。
14時30分頃に会場に到着しました。
空いているベンチに座り、周りの受験生は気にせずに無心に理論を回していました。
そうこうしているうちに2限目の財務諸表論を戦い終えた受験生が続々と出てきました。

着席の時間になり、いざ試験開始。

理論から解答をしました。

理論の1題は課税の対象+仕入税額控除関係でした。
課税の対象はサラッと解答をしました。しかし、仕入税額控除に関しては解答要求範囲が多すぎて、時間内に絶対に終わらないので、まずは該当する部分のタイトルを解答をし、その中でも重要な部分を中心に解答をしました。
もう1題は事例理論でした。5つの取引が出題されました。きれいな回答でありませんが、結論的に4つ合っていました。

そして、理論を解答している途中に何分経過しているかを確認しようと思ったのですが腕時計を忘れていることに気づきました。えっ?時計がない!?ヤバい!?どうしよう!!!しょうがない!ひたすら理論を解答し終えないと。その一心でした。

理論の解答を終えて間もなくして試験官から「1時間経過しました!」との声がありました。結果的に良いペース配分で一安心です。

そして計算へ

原則と簡易の2題でした。ボリューム多いな。。。終わらない。。。
原則から解答をし始めて、調整対象固定資産は判定だけ、それ以外は一通り解答をしました。
それから簡易に手を付け始めて、業種区分の解答をした段階で「やめて下さい!」と試験官の声が。

簿財に引き続き終わった瞬間の手応えはバッチリでした。

振り返り

消費税法は2回目の受験で合格したのですが、やはり初めての税法ということもあり本当に苦労をしました。1回目の受験勉強の際、直前期に入った途端に難易度が上がり細かい論点の追加によりボリュームが多かった記憶があります。正直、面食らってしまいました笑。

そんな経験をしてから2回目の受験でしたが、1度目の直前期を経験しているため、おおよそ難易度ボリュームを把握していることから比較的予備校に流されずに自分のペースで勉強出来た気がします。

また、オプション講座のファイナルチェックを受講したのですが、その講師の先生が「皆さん!突然ですが、仕入税額控除の意味って何だと思いますか?多段階累積控除!ですよ!当たり前のことですが、直前期になると難しい問題に気を取られがちですが、意外に基本的な問題が本試験で出題されるかもしれませんよ!」とおっしゃっていました。

そして!本試験で仕入税額控除の趣旨が問われました。ズバ的です!おそらく大半の受験生は解答出来たと思いますが、気持ち的に余裕が出来たのは紛れもない事実です。

色々なラッキーに恵まれた消費税法でしたが、時間配分に気を付けて理論も計算もバランスよく解答をすることで合格に近づけると思います。

受験5年目にして簿財消が終わりました。3年目4年目5年目で連続して合格できたので着実に1歩1歩進んでいる感覚がありました。

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