税理士試験を通して得たもの&感じたこと
今回は私が税理士試験を通して得たものや感じたことをご紹介したいと思います。
自信
自信と言っても2つあります。
一つは目指し始めた目標を自分自身の努力で達成することが出来たという自信です。
特に頭が良いわけでもなく、特にスポーツが出来るわけでもなく、特技があるわけでもなくごくごく普通の人間でしたので、自分に自信がありませんでしたが、少しだけ自信を持つことが出来ました。
一つは時間がかかった分、体系的に知識が身についたという自信です。
合格までに時間がかかった科目は、必然的に勉強時間が多くなります。体系的に知識が体に染みついたのは言うまでもありません。
忍耐力
税理士試験の合格年数の平均が8年~10年と言われています。
私はまさに平均の10年でした。単純計算すると2年で1科目です。
この10年で挫折を3回経験しました。
一度目の挫折は財務諸表論の3回目不合格だった時です。
その年は簿記論と2科目を受験し簿記論だけ合格しました。んー、、、また、財務諸表論をやるのかと思いました。笑
4回目が不合格だったら諦めよう!そんな気持ちで勉強を再開し4回目でやっと合格することが出来ました。
二度目の挫折は法人税法が初年度不合格だった時です。
法人税法を初めて受験した年の9月が転職をしたタイミングでした。自分なりに一生懸命勉強しましたが私は不合格、先輩が2人合格をするという結果でした。非常にやりきれない気持ちだったことを今でも思い出します。本当に悔しかったですし、ボリュームの多い法人税法をもう1年勉強するのか、、、という気持ちでした。
心が折れながらも勉強を再開し翌年の受験、2回目で合格することが出来ました。
三度目の挫折は相続税法が2回目不合格だった時です。
相続税法2回目に不合格だった時は本当に諦めかけました。
自分の中で限界まで勉強をしていたので、気持ち的に相当堪えました。
何度も挫折を経験しましたが、最後まで諦めることなく走り切ることが出来ましたので、
忍耐力が身についたと思います。
継続力
合格した年も不合格した年も勉強量はバラバラでしたが、それでも自分なりのペースでコツコツ日々努力をすることが自分にも出来るのだなと感じました。
達成感?
税理士試験が合格したらどんな感情になるのだろう?と合格するまでに考えていたのですが、いざ合格をすると「あー、やっと終わった。。。」という安堵感の方が強いそんな感情でした。
改めて振り返ると税理士試験を通して色々なものを得ることが出来ました。
苦労して取得した資格を活かせるようにこれからも日々努力を続けていくのみです。