消費税法の先生からの忘れられない言葉
税理試験合格まで苦節10年。
何度も挫けそうになりましたが、色々な人に支えられながら昨年官報合格することが出来ました。
今回は私が受験勉強をする中で、記憶に残った言葉をご紹介させていただきます。
消費税法M先生
私が初めて消費税法を受講したのは大学3年生の9月からです。
税理士試験の大変さをよく理解せずに簿記論・財務諸表論・消費税法の3科目を受講しました。案の定、消化不良により消費税法は年内で離脱してしまいました。
短い期間ではありましたが、その時の消費税法のM先生がおっしゃっていた言葉が今でも記憶に残っています。
「私は阪神淡路大震災で税理士試験を受験することができませんでした!受験勉強は辛いと思いますが、今勉強をできることを当たり前と思わずに幸せなことだと思ってください。そんな気持ちで勉強をして下さい。」
消費税法S先生
そして簿記論に合格後、財務諸表論と消費税法の2科目受験していた時の消費税法S先生がおっしゃっていた言葉が今でも記憶に残っています。
「若いうちになんでも死ぬ気でやったほうがいい。なぜかというと、年齢を重ねるごとに環境が変わり、自分の時間がどんどん減るから。仕事が忙しくなる、結婚する、子供が生まれる等々。イベントが盛りだくさん。そのイベントを全力で楽しむためにも時間のある若いうちに頑張る必要性があるよね。」
お二人の講師の先生がおっしゃっていた言葉は忘れられません。
そして、お二人の言葉に共通していることは「今を頑張る必要性」だと思います。
1時間後、3時間後、5時間後、明日ではなく「今やる」。今を頑張る人にだけ明るい未来があるということです。言い訳をすることは簡単です。その時は楽になるかもしれませんが、あの時やっておけば!と後悔しても遅いのです。
緊急事態宣言によって、在宅勤務が中心になり、不要不急の外出自粛。
こんな不安な状況の中で受験勉強を続けることはとても辛いことだと思いますが、そんな中でもコツコツ勉強をされている方が必ずいます。
ご自身を信じて、「今」勉強を続けることが素敵な結果につながることではないでしょうか。