続々コロナウィルスによる影響
先日伺った、テレビ製作会社さん
新型コロナウィルスの影響でロケやイベントは中止!延期!
2月までは例年通りでしたが、3月の売上は例年の1/3程度に落ち込みました。
4月以降は予断を許さない状況です。
新卒も例年通り5名の内定を出したとのことですが、7月に入社時期を延ばしたとのこと。
この会社さんは既に金融機関からの借入は相当額ありますが、今回の新型コロナウィルスの影響で資金繰りが厳しく、公庫、セーフティ保証4号で融資を受けるとのこと。
当たり前の話ですが融資は助成金や補助金とは違い、もらえるものではなく借金です。
仮に収束して仕事が爆発的に舞い込んでくるのであれば問題はありませんが、中々そのようにはいかないと思います。そうすると返済額は間違いなく増えて資金繰りを圧迫してしまいます。
しかし、経営者の方はそれを承知したうえでご家族や従業員を守るために、最優先事項として決断をされています。
私からすると何千万円、何億円も借金をして、従業員を抱えながら経営をしていく。
冷静に考えるとすごいことです。
この仕事をする中で、経営者の方が重大な決断をされる瞬間に立ち会う機会は非常に多いです。
だからこそ、私自身も独立をして経営者の方がご経験されていることを経験してみたいですし、経験しなければ本当の意味で苦労や悩みは分からないと思います。
話を聞いたり、見たり、読んだりするだけでは駄目です。自分自身が実際に経験をしないと。
全国の中小企業や個人事業主の方の不安が消える日はいつになるのでしょうか。
一刻も早い新型コロナウィルスの収束を願うばかりです。