税理士を変える理由②

先日、先輩から引き継いだ個人事業主のお客様が確定申告で来所されました。がっつり事業所得なので請求書、領収書がどっさりです。
そのお客様とはまだお会いして2、3回ですが色々な話をする中で、独立をしたい理由を伝えたところ、「独立したら是非お願い出来ませんか?」と有
難いお言葉をいただきました。

お客様曰く、前任の先輩は税務署のような方で○は○、×は×といった対応をされていたとのことでした。
こちらは真剣に質問をしているのに、「あー、それはダメですね、それはOKですね、こうしないといけませんよ」とそんな感じだったとのこと。
お客様からしたら上から目線で口調が適当の割にやたらと細かく感じたようです。 あとは会話の内容が数字のことだけで、肝心の事業の内容についての会話は皆無だったそうです。

あまり関係ないかもしれませんが、その先輩は税理士試験を受験されておらず、合格科目なしです。税理士を目指されていないからなのか普段からあまり調べている様子もありません。ただ、死ぬほど勉強して資格を取った私からするとなんだかなーと感じます。

顧問契約を結んでいるわけではなく、あくまでも年に1回の確定申告だけなので、正確に作成することだけをその先輩は考えていたのかもしれません。 ただ、数字が出来上がる過程でお客様との会話にはヒントやポイントが沢山潜んでいます。 年に1回だからこそお客様からお話を聞くべきだと思います。

税理士を変える理由は様々だと思いますが、お客様との相性と誠実さがかなりのウエイトを占めてくるのかもしれません。お客様からしたら正しく申告してもらうというのは当たり前なので。 あくまでも自然体で少しの駆け引きが生じるかもしれませんが、そこは真剣勝負です!
自分らしさを大切にした上で、自分が一緒にお仕事をしたいと思うお客様に出会えたら最高です。

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