所得税の達人操作研修のあとに
1/22に所得税の達人操作研修に先輩と2人で参加しました。
今年は特に所得税の改正が大きくありましたので、それに伴いシステムの演算式や書式変更等で盛り沢山の内容でした。
独立したら、1人で税務に限らず使用する会計・申告ソフトの研修にも参加するのだなとしみじみと感じました。
研修の話は置いておいて。
研修終了後に先輩とカフェでお茶をしたのですが、色々と悩まれているようで相談を受けました。
その先輩は今年34歳で簿財持ち。 昨年、消費税4回目の受験をされましたが惜しくも不合格でした。
今年が5回目ということでモチベーションがガタ落ち。
そして、この春から?秋から?大学院に行こうか迷っていて、仕事・大学院・受験のバランスで迷われているとのことでした。
私は大学院に行っていないので、なんとも言えない部分も多かったですが、私なりの意見は先輩に伝えました。
思い切って仕事を辞めて勉強に専念するのか? 4月から大学院に通い始め、今年の試験までは大学院の授業数を減らして受験勉強に重きを置きながら、試験終了後に授業数を増やすのか? 確定申告明けに退職をして、4月から大学院に通いながら受験勉強をするのか? どの選択が正解なのかは時が経ってみないと分からないものです。
これから繁忙期に突入するので、今よりも受験勉強の時間が取りづらくなってしまいますが、方向性が決まらない限りはすべてが中途半端になってしまう可能性があります。
色々な意見や状況等はあるかとは思いますが、私的にはこの業界に入った以上は「税理士」にならないと勿体ない気がします。
独立はもちろんですが、今の職場に勤務し続けるにしても、転職するにしても、資格があることにより潰しが効くと思いますし、30代の税理士もかなり少ないので希少価値も高いように思います。
先輩にとって良い選択だったと思えるような方向性を見つけていただきたいものです。