先輩との忘年会
12/18に前々職の先輩との忘年会がありました。
私が退職してからも、定期的に飲んでいただいて仕事の話、試験の話など、お互いの近況を報告したりする仲でとてもよくしていただいています。
今年の税理士試験、先輩と私は立教大学で相続税法を受験しました。
受験終了後には落ち合ってからカフェで試験のことについてあーでもない、こーでもないと話をしてお互い手応えありということで試験終了後はその
ような感じでした。
それから10月頃に先輩と飲んだ際に、私は計算でいくつかミスが発覚しMAXで40点~42点ということを先輩に伝えました。
一方、先輩は理論の問一(1)の精算課税の原則と(2)の措置法で解答欄が分かれていることを見落としてしまっていたことに気付いたとのこと。
解答用紙の上から理論を解答してきたとのこと。私は採点者ではないので、どうなるかは12月13日になるまでは分からないという状況でした。
それから12/13の結果発表の日!
自分の名前を確認した後は先輩含め知り合いの受験生の名前を探しましたが、先輩の名前はありませんでした。 その日の午後、LINEで結果通知の写メが送られてきました。 点数は59点・・・ 間違いなく解答欄の記載ミスが原因。
泣くに泣けない状況にその時は来年絶対に合格することを願っていますとしか返信できませんでした。
仕事でもミスをしない先輩でしたので、まさかそんなことがあるのかと思いました。
本試験は約1年間の努力を2時間という短い時間で発揮しなければならないという、とてもシビアなものです。
書ける理論だということもあり、先輩は少しだけ油断してしまったのでしょうか。
お話を聞く限り計算は先輩の方が出来ている状況でした。
12/18に飲んでいただいた際には、今までのお礼としてちょっとしたプレゼントをお渡しすると同時に感謝の意を伝えました。
受験科目も同じでしたので、来年も理論を覚えるのかと思うと震えますが、知識の定着は間違いなくしますし、プラスに働くことしかありません。
私が相続税を初めて受験した際の講師の先生から「皆さん!仮に本試験の結果がダメだったとしてもまた同じ勉強をするのか。とマイナスに考えるのはやめましょう!勉強したことは血となり肉となるので、プラスに考えましょう!」とおっしゃっていました。私も過去2回不合格だったときはその言葉を思い出し、自分を奮い立たせました。
色々な事情で勉強をしたくてもできない方もいらっしゃると思いますし。
来年はその先輩にも桜が咲くことを願うばかりです。
来年こそは官報合格して腹の底から笑いながらお酒でも飲みたいです。
ひとまず私の受験勉強は終わりましたが、本当にありがとうございました。