勉強方法・・・

税理士試験の勉強方法について、私の長い受験生活の中で気づいた点等を私なりにまとめたいと思います。

・計算

①繰り返し問題を解く
初学では、特に大切だと思います。 天才の方なら1回の授業でマスター出来てしまうかもしれませんが、瞬時に判断し手が即座に動くレベルが理想です。

②どこが苦手なのかを把握する
誰でも間違いやミスはあります。 なぜ間違えたのか?なぜミスをしたのか?を考え、次に同じことを繰り返さなければいいだけのことです。ただし、授業も回数を重ねると覚えることや理解しづらい内容も雪だるま式に増えていきますので、定期的に目を通すことが大切です。 また、ミスノートを作成される方もいらっしゃいますが、私はミスノートを作成しませんでした。正確に言うと、作成するのを断念しました。笑

③基礎固めは重要
ここは初学でも2年目以降でも変わりません。 初学はこの基礎固めはしつこい位にやるべきです。2年目以降は、どうしても難しい論点を意識しがちですが、本試験においては難しい論点が出来れば尚良しと言った位置づけですので、深入りしすぎない方がいい気がします。 あくまでも基本的な論点を完璧に。

・理論
①毎日、目を通す
覚え方は本当に人それぞれだと思いますが、私はひたすら毎日目を通していました。 往復の通勤時、昼休み、寝る前等。 習慣化出来れば苦にならずに、読書するイメージです。 また、毎日目を通すことにより理解度が増します。

②計算と紐付けしながら覚える
多少の違いはあっても基本的には計算と理論は紐づきます。計算→理論を繰り返すのもただ覚えるのではなく、理解も進むので一石二鳥かと。

③ランクは関係なく覚える
予備校では、直前期になると厳選○○題やランク付け表が配られます。 これを覚えるのは最低ラインで、あとはどれだけ理論を覚えられるかです。 私も捨てた理論が出たことにより、不合格を味わっていますし、周りの受験仲間にも苦い経験をした人がいます。 予備校はあくまでも予備校です。 本試験の出題内容は把握していません。 あくまでも過去の出題傾向や改正論点等からイチ押し予想をしているだけです。 最終的に本試験では自分しか信じることしかできません。 模試や定期テストの成績はどうでもよくて、本試験当日にMAXの状態を持っていくことが大切です。 逆に自分を信じられるくらい勉強すれば勝てます。

・計画を立てる
私は本試験の1ヶ月前から、具体的にいつ何時に何をやるのかをエクセルシートにまとめていました。
所謂、学習スケジュールシートです。 勉強をする当日に何をやろうか?と考えるのは時間が勿体ないので。

・次回の講義範囲を読む
次回の講義内容をさらっと読むこともしていました。特に初学ですと次の講義は難しい内容なのか?ボリュームの多い内容なのか?講義を重ねるごとにやることも増えて、不安になったり嫌気が差すこともあると思います。完璧でなくとも先に概要だけ見ておくことにより、講義当日は2回目からスタートなので精神的負担も軽減されるかと思います。

・他校の問題にも触れる
私は受験勉強を始めて以来、ずっとTACで勉強をしていました。次第にTACの問題にも慣れてしまうこともしばしばありましたので、大原の問題やネットスクールの問題にも触れることによりライバル校の受験生に劣らないようにしました。 不思議と他校の問題は難しく感じ、本試験を解いている感覚に近いものがあります。
初学は通われている予備校のカリキュラムをこなす事で精一杯かもしれませんが。

最後に。 本試験当日に受験会場の中で一番勉強したのは自分だ!と思えたら、その時点で勝ちです!笑
精神論>方法論になってしまいますが、他人に負けないぐらいの自己ベスト+コツコツやることに尽きる気がします。

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