税務調査!

最近、担当先の会社さんで税務調査の連絡がありました。

売上は8億円〜10億円で個人的には規模の大きめのお客様です。

しかし、前任者が会社の成長著しいことを把握しつつも関与回数等の変更のご提案を怠っていたため、年決算の契約のままでした。 自計化をしていただいておりますが、社長にも経理の方にもお会いしていない状況で、経理の方とはほとんどがメールでたまに電話でのやりとりでした。結局、前期の決算も蓋を開けてみたら大幅に利益が出ているという状況で、先方からはもっと税金を抑えたいと言われましたが、現実的にはそのような対応は難しく非常にジレンマを感じていました。

私は上司に関与回数を増やすべきだと思いますと伝え、ちょうど関与回数増のご提案をした直後のタイミングでの調査でした。 結局、自分のお客様ではないので、顧問料を上げなくてもお給料にも跳ねないしという意識だったのでしょうか。

出来上がってきた数字から決算を組むのは、ただの作業です。 特に成長しているお客様には様々な計画や今後の方向性があるはずで、その話を伺いながら経営的、税務的な視点からお手伝い出来ることを考え、ご提案するのが本来私たちのすべき仕事だと思っています。

人数が増えると上層部も管理しきれずに、今回のような事態が起こるような気がします。 独立すれば関与回数も逐一上層部に相談することなく自分で決められます。

そんな右肩上がりのお客様の調査ですが、原始資料は一度も確認をしたことがないので、売上・支払請求書、領収書、契約書etc…から調査の準備を進めていきますが、よくよく考えたら恐ろしいことですよね。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

相続・遺贈・贈与まとめ

次の記事

子育て