財務諸表論

財務諸表論を合格するまでのことを書きます。

財務諸表論の受験歴は前回書いた簿記論の勉強開始と共に2科目で受験を開始しました。

ですので、私が財務諸表論を初めて受験したのは大学4年生の夏でした。

税理士試験の勉強を始める前は、日商簿記1級を勉強していましたので、簿記論の方が比較的頭にスッと入ってきたように思えます。

受験予備校は簿記と財務諸表論をセットで受験することを進めてきます。

学習範囲で被る部分が多いため、同時に学習した方が相乗効果があるということです。

結果的に財務諸表論は4回目で合格しました。

大学4年生の夏 B判定
フリーター1年目 A判定
会計事務所バイト1年目 A判定
会計事務所社員1年目 合格

私は、計算は得意でしたが、財務諸表論の理論が苦手でした。
つまるところ、歴史の変遷と共になぜその会計処理をするのかということを文章にしたものを覚えればいいのですが。。。
とりあえず、同じ科目を4回受験するとさすがに嫌気がさしていました。

今回で受からなかったら、諦めようと思っていました。

また、それまでは○○校の○○先生は予想が当たるよ!等のなんの根拠もない情報に振り回され、縋ったこともありましたが、予想は外れ。

ただし、結局縋ったのは自分自身なので責任は自分にしかありません。

それからは、どの先生で受けても変わらないと思い、4年目の集大成ということで自分の出来ることをひたすら続けました。
会計事務所での仕事が終わった後、カフェで理論を暗唱し続けました。 そして、帰宅後に計算問題をやり、就寝前には再び理論の暗唱。
直前期はひたすらこれを繰り返しました。

そして、いざ、本試験です。

受験会場は簿記論を合格した時と同じく千葉県の幕張メッセです。 個人的には縁起の良い受験会場です。笑

理論は取捨選択も出ましたが、バッチリ自分の覚えた理論が出たので完答してきました。 計算は40点~42点位だったと思います。

そして、試験終了後。

やはり簿記論の時と同様で、解答速報も見ていない、なんの情報も根拠もない状態で受かった!と確信しました。

案の定、その年の12月に財務諸表論は無事に合格していました。

これが税理士試験を目指し始めて、登竜門が終わった瞬間でした。当時25歳。

また、消費税法も受けていましたが、財務諸表論に注力をしていたため、B判定で不合格。

改めて、1度に2科目や3科目に合格する方は尊敬に値します。笑

いよいよ、その年の9月からは本格的に消費税法1本で受験勉強開始です。

次は消費税法に合格するまでについて書きます。

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