簿記論
簿記論を合格するまでのことを書きます。
私が簿記論を初めて受験したのは大学4年生の夏でした。
その当時は日商簿記1級の勉強をしていたため、記念受験というスタンスでした。
案の定ボロクソにやられました。笑
結果C判定。。。
その後、日商簿記1級が難しくて受験を断念。そのまま税理士試験シフトをしました。
その年の9月から簿記論を学習し始めました。
周りが就職活動をする中、就職活動はほとんどせずにアルバイトをしながら税理士試験の受験勉強をし、大学を卒業した翌年の9月が2回目の受験でした。
結果B判定。。。
このままではヤバい!と3回目の受験での合格を目指すべく一念発起。
バイトも減らして、より受験勉強に注力をしました。
その当時の私は将来の保証もない、税理士試験合格を目指すただのフリーターでした。
たまに、社会人として働く大学の友人と会って仕事の話を聞く度に、自分の状況に嫌悪感や劣等感を感じながらも自分の決めた道だ!とひたすら自分自身を正当化をする日々でした。
そして、忘れもしない、3回目の受験会場は千葉県の幕張メッセです。
毎回、受験会場に到着をして感じていました。 この大人数の中で自分は合格できるのだろうか?1割に入れるのか?と不安になり、周りに圧倒されていたことを思い出します。
その年は当時通っていたTACの教材以外に他の受験予備校が厳選した問題集を直前期に解いて本試験に臨みました。
今振り返れば、たまたまだと思いますが、その他の受験予備校の厳選した問題集の中にあったものと類似した問題が出題されたのです。
ひたすら取捨選択を意識し、自分の溶ける部分は絶対に落とさないということだけを考え、解答欄を埋めていきました。
そして、試験終了後。
解答速報も見ない、なんの情報も根拠もありませんが、受かった!と心の中で思いました。
その年の12月に簿記論は無事に合格していました。
これが税理士試験を目指し始めて、初めての合格通知を受け取った瞬間でした。
また、その年に財務諸表論を受けていましたが、不合格。
でも3年越しで初めて合格をした瞬間は、とりあえずホッと一息つくと共に、あれだけ勉強しないと受からないのだと。。。 と気付けた瞬間でした。
やはり、合格をするのにどれだけ頑張らないといけないのかということが分かったのは、かなり大きかったです。
そして、3度目の簿記論の受験終了後の9月から1番最初の個人会計事務所にアルバイトとして入社しました。
次は財務諸表論に合格するまでについて書きます。