自分スタイル?①
独立をしたら、自分スタイルで仕事をして行きたいと思っています。
自分スタイルってなんだろう? 今回含めて3回に分けて書いて行きたいと思います。
今の自分が思い描く自分スタイルは下記の3つです!
① 「作業」でなく「付加価値」でお金をもらうようにしたい。
② 正しい方向にパワーをお持ちの方々と仕事をして行きたい。
③ 家族の時間を大切にしたい。
では、「作業」でなく「付加価値」でお金をもらうようにしたいについてです。
昔は、決算書、申告書、総勘定元帳、現金出納帳、預金出納帳等は、すべてが手書きだったと思います。
1カ所訂正が入ったりするだけで、すべて最初からやり直しです。
そういう意味で昔の税理士の報酬が高いのも納得です。
私がこの業界で働き始めた時には、会計ソフトがあり、申告書も紙申告ではなく電子申告が当たり前でした。
最近ではクラウド会計やAI、RPA等、技術の進歩によりこの業界もどんどん便利になってきています。
その反面、今まで作業に充てていた時間が空くわけです。
そして、その空いた時間をお客様にどう使うべきかを考えていく必要があります。
所謂、「付加価値」というものです。
仮に自計化をしていただく場合でもチェックはする必要がありますので、確認はしますし、申告書、決算書の作成は最低限の「作業」として考えます。
ここからお客様に満足をしていただくためには、どのような「付加価値」を提供すべきか。
・経営計画策定による予実管理をして状況把握をする?
・社長の話を聞いた上で、その方向性に合いそうな提案を考える?
・資金繰りを改善するためにはどうしたらいいだろう?
・社長が高齢でも若くても事業承継について考える?
・法人成りのタイミングのアドバイスをする?
・早めの相続対策をする?
いくつか例を挙げてみましたが、数字や状況を把握しながらこちらからアドバイスをすることも必要ですが、結局はお客様が「どうしたいのか」を知ることをしないと何も始まりません。
ただし、ここで注意しなければならないのが「付加価値」を意識しすぎると自己満足になってしまうということです。
それこそお客様の数だけ考えがありますので、「作業」を「付加価値」と思っていただける場合もあると思います。
ケースバイケースですね。
私の印象ですが、「作業」を「付加価値」としてお金を支払っているお客様は高齢の方が多いように思います。
それは、昔の税理士先生のイメージがあるからだと思います。
少子高齢化の世の中ですが、若くして独立された社長や個人事業主の方も多いと思います。
これからは、間違いなく「作業」はなくなり、「付加価値」に対してお金を支払う時代になります。
まずは空いた時間をお客様との会話の時間に充てたいと強く思います。
「作業」ではなく「付加価値」でお金をもらえるようにしたいですね。