何事も経験しないと本当の意味で分からない

私は、高校3年生の春休みに運転免許を取得しました。

その当時も道を走っている車のほとんどがAT仕様の車でした。

MT仕様の車といえば、軽トラックくらいでしょうか。

しかし、同じクラスの友人は「男ならMTでしょ!」と言って、そんな雰囲気に流されそのままMTで免許を取ることになりました。

その旨を両親に伝えた際に、「免許なんか誰でも取れるよ!簡単だから!」と言われました。

その言葉が頭に強く残った状態で、いざ免許の教習に臨んだわけですが、、、 クラッチを離すタイミングとアクセルを踏むタイミングの難しさに、何度も教官に車を止められました。

特に坂道発進では、ハンドブレーキを外し、クラッチを踏み、アクセルを踏み、すぐにクラッチを外す、、、失敗すると後ろに下がってしまいます。

どこが簡単なのだろうと当時は思っていましたし、教習所に行くのも少し憂鬱な感じでした。

それでもなんとか無事に運転免許を取得出来ました。

そんな経験を今振り返ってみると、結局は、自分自身が経験しないと何も分からないのだと思いました。

当たり前のことですが、人の話を聞いても、実際自分が経験していないと話の内容を100%理解することは難しいです。

普段の生活の中でも新たに経験できることは溢れていると思います。

いつもと違うルートで帰ってみたり、最寄り駅の前後の駅で降りてみたり、お昼に色々なお店に行ってみたり等 普段話さない人と話してみたり。

頭の片隅に「何事も経験しないと分からない」という、たった一言があるだけで、意識も変わるような気がしてなりません。

今振り返ると両親には「免許なんか誰でも取れるよ!簡単だから!」と伝えてくれて感謝しています。
言い過ぎな部分もありますが、仮に何も言葉がなかったとしたら、比較も出来ないですし、自分もそのように考えることもなかったと思います。

これからも「経験すること」を大切にして生きていこうと思います。

  

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