相手の話を聞く

税理士という職業は、税金のプロフェッショナルという印象が強いと思います。

会社の決算月が到来すれば決算を組み、申告書を作成し、1月になれば年末調整、3月には確定申告をする。実際はかなり深く入り込んだサービス業です。

社長、社長のご家族、従業員の方、個人事業主の方等、色々な方と接する機会が多くあります。

この業界のあるあるですが、正しく税金計算が出来れば良いんでしょ!と入社してきた新人さんが、実際に働いてみて予想以上にサービス業だなと感じ、退職する方がいるという話があります。


私もこの業界で働き始めた時は、そのように思っていました。
しかし、働き始めてすぐにサービス業なんだと身をもって感じました。

私が心がけていることは、まず社長や個人事業主の方の話を聞く。
単純に興味があるから聞いている部分がかなり大きいですが。

こちらが一方的に伝えたいことだけ伝えるのは、個人的には違うと思います。中にはそ
ういう対応をされている方がいるという話も聞きますが。
相手が何に悩んでいるか?
相手がどうしたいのか?
相手が何を知りたいのか?
相手が何に興味があるのか?
相手が私になぜその質問や相談をしたのか?

長年連れ添った夫婦でも、見当違いになることもありますので、まずは相手の話を聞く。
それを踏まえて私の意見やアドバイスを相手に伝える。イメージは聞く8割、伝える2割
です。

相手の話す内容には、求めていることに対するヒントが沢山隠れています。
元々、相手の方の話を聞くことが好きなので、私の性分合っていると思います。

税理士を天職だと確信出来るように、日々精進して行きたいと思います!

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