選択と集中
一般的に税理士は、経営者の良き相談者としてのイメージが強いと思います。
私もそうあるべきだと思いますし、そう思います!
私の担当している、とある会社の社長がこんなことを私におっしゃいました。
「私は数字には強くないし、税務のことはよく分からないからこそプロに任せる」。
私は当たり前のことだけれども、この言葉を聞いて、コストを気にして、中途半端に税理士と関わっているお客様を思い浮かべました。
やはり、一人で出来ることには限度がありますし、会計入力等ではなく会社の経営が社長の本業だと私は思っております。
しかし、数字のことを税理士に丸投げするのは少し違うと思います。
社長にはご自身の会社に関しての数字について最低限のことを把握していただき、その中で全力でサポートをさせていただく。
社長3割~4割、税理士6割~7割といったイメージでしょうか。
これが私の理想です。
現在は中小企業の数が減少しつつ、税理士が飽和状態です。
会計事務所の中には月5,000円~といった価格破壊とも言える金額で広告を出しているところも多く見受けられます。
私はそのような価格設定の事務所で働いたことがないので、何とも言えませんが、おそらく会計入力の受託をし、税務申告をする。といった内容が大半だと思います。
もちろん税理士に対してそのようなことを求めていらっしゃる社長であれば問題はないかと思うのですが、それが当たり前だと思って欲しくないのが私の正直な気持ちです。
どちらにも頼りすぎない良いバランスで経営者のパートナーとして全力でサポートをしたいと強く思っています。
そのためにもご自身に合った税理士を選択し、税理士に集中(頼る)していただきたいと感じます。
若輩者ではありますが、私の思いを少し書かせていただきました。
近い将来、全力でサポートさせていただける会社や社長に出会いたいと強く願っています。